手は、私たちの“脳🟰心”とつながっています。施術を通して、ひとつ感じたことがあります。
手は、一人ひとりの手相や指紋があるように、その方の想いも、歴史も、やさしさも宿っている手は人生の記憶をもつ場所ということ。
お客様の手に触れると、歩んできた時間や、守ってきたものが静かに伝わり、胸があたたかくなる瞬間があります。
手は言葉にしなくても、そっと真実を語るんだなと感じます。
頑張り過ぎた手。そのコリを放っておくと、首・肩・頭の重さにつながります。頑張り過ぎた“手”をやさしく休ませてあげることが大切です。
類都では、こだわりのクリームで、手をふわりと温め、ゆっくりほぐしています✨
手を癒すことは、心までも癒されます。
■ なぜ、石油系の化粧品を使わないのか
感情も、緊張も、優しさも、ぜんぶ手を通してその方の心に触れていく。私は、施術で触れる“手”と、その手を包む“もの”に、強いこだわりがあります。
だからこそ、触れるものは、からだにも、心にも、やさしくあるべきだと考えています。
石油系の成分を悪と言いたいわけではありません。石油には燃料など石油本来の大切な役割があります。
ただ、人の肌には負担になります。石油由来の成分を使っていた頃の私自身の肌はアレルギーやトラブルで負担を感じていました。
石油由来の膜は、肌を一時的に滑らかに見せても、
- 呼吸を妨げる
- 巡りを止める
- “自分でうるおう力=自然治癒力”を弱めることがある
と感じています。
お客様の肌に、ただ“閉じ込める”美容ではなく、呼吸する肌、巡る肌細胞が思い出すへ導きたい。
肌はただ潤えばいいのではなく、生きている器官です。酸素も、巡りも、体温も必要です。自然由来の成分は、時間がかかることもありますが、肌はやがて 本来のリズムと強さを思い出します。
自然治癒力が高まると、自分で立ち上がれる力が戻ります。私は、お一人ひとりの本来もつ力を信じています。
私が目指すのは、頼り切る美容ではなく自分を信じられる“自力の美容”。そして、それが自信につながると信じています。
ハンドクリームも、施術で使うクリームやオイルも、肌・神経・循環・呼吸に寄り添うものだけを選んでいます。
お一人おひとりに合わせたホームケアのご紹介もしています。対面販売専用製品のためサロンにお越しの方に直接ご案内しております。(詳しくは公式LINEからお問合せください)
肌が再び呼吸し始めると、心がふっとほどけていく。その瞬間に立ち会えることが、私のしあわせです。
美しさは、本来の自分を思い出し、自信に変えるためのもの。
冬に向かう季節、どうかご自身の手と心を温めてあげてください✨



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