あなたの優位な感覚は

あなたの優位感覚は?

施術中『なぜそんなにツボが分かるの?指に目があるみたい』とお客様から質問をされることがあります。

『人には五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)があり、皆さん意識していないかもしれませんが、得意とされる感覚があるはずですよ~♪私は小さいころから触覚優位だったので、きっと体感覚優位なんだと思います』とお答えしています。

感覚の中には、体性感覚と呼ばれる皮膚から伝わる感覚 ①表在感覚(触覚、痛覚、温度覚)深部覚(圧覚、位置覚、振動覚)皮膚性感覚(二点識別覚、立体識別能力など)があります。皮膚以外にも胃やお腹が痛いと感じるような「内臓感覚」や耳の三半規管からの立って居るとき、車酔いなどに反応する「平均感覚」などもあります。人間の感覚器官はまだまだ未知数!!人間の身体ってなんて神秘的なんだろう!と身体オタクな私はキュンキュンしております♡(笑)

感覚優位について

分かりやすいチェックをまとめてみました。視覚 ②聴覚 ③触覚 ④言語感覚4つに分かれます。最近はスマホで①視覚②聴覚④言語だけで、どこかにすでに行ったような感覚にもなり、触覚はスマホ画面…(;_:)触覚に鈍感な人も増えているようです。そうか…!だから『身体と頭が別々』になりやすく『身体を置き忘れやすく』なり、怪我や腰痛や肩こりなどにも繋がるののかな…と考えていました。(そんな時はいつでもお声がけください♡)

ご自身の感覚優位を知ることで身体の声を聴くことにも繋がり、なんだか妙に納得で(笑)楽しいのでご覧ください。どれが多く当てはまるでしょうか♪

最後にオススメのそれぞれのインプット方法などの覚え方なども記載してます。

① 視覚優位

  • はっきりしてる」を会話中によく使う
  • 胸の上半分で呼吸する
  • 会話中を見て話すことが多い
  • 学校の授業は教科書や黒板をよく見る授業が好き
  • モノを記憶するときには、図や絵にして覚えると覚えやすい
  • 話す時、手をよく動かす
  • 見た感じを大切にするため外見に心を動かされやすい
  • 騒音はあまり気にならない気持ちを乱されることは少ない
  • 目がチカチカするような場所が苦手

② 聴覚優位

  • 自分はこう思う」を会話中によく使う
  • 胸の中ほどで呼吸する。
  • 会話中左右を見たり、キョロキョロしがち
  • 学校の授業は先生の話をよく聞く授業が好き
  • 相手の声の調子や言葉に反応しやすい
  • 言葉で伝えられたことを、そのまま言葉を繰り返すことが簡単にできる
  • ステップごとに手順をふみ、順番に記憶するのが得意
  • いくつかのまとまった言葉を早くしゃべる
  • ファミレスのようなザワザワとうるさい場所が苦手

③ 体感覚優位

  • これは気になる」を会話中でよく使う
  • 胸の底の方で呼吸をするため、呼吸とともに腹部のふくらみが見える
  • 会話中を見がち
  • 学校の授業は黒板を書き写す授業が好き
  • 人の近くに立とうとする(パーソナルスペースが狭い)
  • 感触」や「感じ」で物事に興味をもつ。
  • 何かをしたり、からだを動かしたりすることで記憶する。
  • 落ち着いたしゃべり方、長く複雑な文を話すことができる。
  • 通勤ラッシュで混み合った電車内が苦手

④ 言語感覚優位

  • 会話よりも、頭の中で考えている時間が多く長い
  • 意味が通るかどうかにこだわる
  • 先ずは頭の中でいろいろ試す
  • 学校の授業は考える授業が好き
  • プロセスやシステム、構造、順番などに事実やデータなどに価値を置く
  • 頭を整理するリストを好む
  • 物事についてじっくり考えるため、自発的に動くことはあまりない
  • 論理性を重視した話し方をする
  • 長く複雑な文章もまとめて話すことができる

なるほど~~~~~~!そっか!!

学生時代、なぜ声に出してひたすら紙に書いていたのか!なぜ電車やお風呂で勉強するほうが覚えやすかったのか(笑)なぜパーソナルスペースの近い仕事に抵抗がないのか!会話中下を向いてしまうのか!(聴いてないわけでないのです!全身でちゃんと聞いてるのです)もっと自分の特性を学生時代に知りたかった~。だから周りの友達に理解されなかったのかと納得しました(笑)

どんな方法だとインプットしやすいのかそれぞれの特性別にまとめてみました↓↓↓


① 視覚優位

  • 資料を読んだり、ノートをまとめるときは、蛍光ペンなどで色をつける
  • 色分けやチャートづくり、絵や図を描く
  • 言葉で出される指示がなかなか覚えられないため、なるべく紙に書いた指示をもらう
  • 何でもメモを取るくせをつける

② 聴覚優位

  • 読書などは、録音したテープを聴いたり、発話や音読をする
  • 騒音があると集中できないため、勉強するときには静かな環境で行う
  • 様々な議論が交わされる議論に参加し学習をする
  • 何かを読んだときには、要約を録音しておく

③ 体感覚優位

  • ロールプレイ、実態を通しての経験で学ぶ
  • 単語や内容を覚えるときは、文章を指でなぞりながら覚える(パソコンも有効で相性も良い)
  • 歩きながら音読する、何度か実際に書くなど体を動かしながら覚える
  • 身体が疲れやすいため、小まめに休憩時間を取る

④ 言語感覚優位

  • 学んだことを誰かと話し合うことで、より理解を深めることができる
  • 頭が整理されるので、学習した内容や書いた文章を発表する機会があるとよい
  • 他のことと関連づけると効果的に覚えられるので、マインドマップにまとめる
  • 勉強するときは、既成の方法よりも自分なりのまとめ方をする方が効果的

いかがでしたでしょうか!みなさん一人一人異なる素晴らしい個性を活かしてお役立ていただけたら幸いです。

参考文献:Wikipedia、京都大学大学院人間・環境学研究科総合人間学部助教山本洋紀様Hp,NLP心理学